おかーちゃーん

以下mixiより転載
手抜きでメンゴ




人生にはホントに青天の霹靂ってのがあるようで。



先週月曜日の義母が倒れたと連絡。
診断はくも膜下出血
私たちの家と旦那の地元は、車で冬なら6時間ほど。
でも、こんな時だからこそ超安全運転で
7時間かけて到着して病院へ直行。


義母はICUに入っていました。
手術直後という事もあって
人工呼吸器や色んな管に繋がれてる義母の姿。


倒れる1週間前に、我が家で義母の還暦祝いをしたばかりで。
あんなに元気で、笑ってたのに。
悲しすぎて涙も出ないという体験を、私は初めてしました。


出血量がとても多く、重症のくも膜下出血だという事。
元の体に戻る可能性は低いという事。
発症から2週間は合併症の危険が高く
万が一、合併症が起こったら
その時は覚悟も必要だという事。



聞かされる説明は、希望なんて物からは程遠い事ばかりで。


でも
泣いたって、怒ったって
お義母さんは良くならない。
やる事も考える事も山ほどある。


旦那殿の入院の経験がここで活躍し
傷病手当や限度額適用認定申請の手続きなど
とりあえず金銭的な手続きを早々に済ませて
お義母さんの面会に行って
夫婦で検索魔になって
これからの事を考えて
とてつもなく長かったような
音速で過ぎ去っていったような
そんな1週間を向こうで過ごして
今日一旦、自宅に帰ってきました。


お義母さんは2・3日前から、うっすら目をあけるようになってきて
「お義母さん、分かる?」
と言うと、ほんとに少しだけど
ウンウン、とうなづいてくれる事も。
目覚めて初めての会話は息子である旦那殿ではなく
嫁である私がゲット。


結婚してからまだ3年足らずだけど
お義母さんに会うたびに
『ホント、いいとこに嫁いだなー』と
心底思うほど
私はとてもよくしてもらってきた。
うるさい事は何一つ言わずに
私たちを信じて
『好きにしなさい』
と言ってくれたお義母さん。


お義母さんは本当に今まで苦労してきた人で
『今年からやっと少しだけゆっくりと出来るかもしれない』
『何しようかなー』
と言っていた矢先の、この病気。


よく「神様は乗り越えられる人にしか試練は与えない」
って言うけれど
もし本当に神様がいるなら
救いようのない性格の悪さだと思う。


なんで
どうして
お義母さんばっかり
苦しい思いをさせるの。
そういう思いをさせるべき人間なんか
他に掃いて捨てるほどいるのに!



今はただ、私たちは祈る事しか出来なくて
それがすごくもどかしいんだけれど
もし後遺症が残ったら
その時こそ、私たちが踏ん張る時だから

今はまず、自分たちの体調を整えて
その時のために知恵と知識を入るだけ入れようと思う。
たまに心を休める事も忘れずに。



お義母さん、今だけもう少し頑張って。
あとは私たちが頑張るから。